ジャンルのおはなし

先日、出張で名古屋に行きましてね。

名古屋に行ったら寄るじゃないですか、メガミックス

レコード回帰して改めて集めるとなると、

それなりにお高くてもまあ、しかたないかな。という気持ちに。

今回は突然思い立ってのレコ堀だったので買ったのはこのYo'n選。

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BLACK IS BLACKのこの盤はリリースからずーっと探していたので、

20年越しとかそういうレベル!うれしい!

 

で、レジに持っていったときにお店のお兄さんに、

「これだけハードハウスですねー」ってBLACK IS BLACKを指して言われて、

一瞬考えた。

…ぜんぶハードハウスだと思ってた…!

わー。もう全部かっこいい。

確かに細かくジャンルでわけると違うのか…

 

DJをはじめた頃は単純にハウスといえばNYのハウスで、

ハードハウスと言えばUKハウス。

もしくはヨーロッパ(オランダとか)のハウスだった気が。

どうしても心の師匠たちがそっち方面だったし、

ゲイハウスというかそっちノリの多幸感あるハウスが好き。

全部をひっくるめて「ハッピーテクノ」って自分の中でのジャンル。

そうだったそうだった。ハッピーテクノだった!

だからBLACK IS BLACKだけがハードハウスって言われて違和感あったんだな。

 

ただし、TDVが亡くなってからのUKハウスって、

UKハードハウスっていう独自の路線になった気はするので、

BLACK IS BLACKだけがハードハウスって言われて「確かに!」ってのもある。

エモさが薄れてただただ音が多くて大きくなってたんだよなぁ。

そんで聴かなくなってしまった、って一面もあったりして。

ジャンルが誕生して、変化して、進化して、成熟して、ちょっと衰退する。

いろいろの流転があるんだよなー、音楽って。

 

テクノとハウスの違いはモテるかモテないかだと思ってます。

 

なんの話でしたっけね、今回。